経済学の3分野
一方、"経営学"とよく比較される"経済学"というのは、私たちに最も近い"家計"からさらには国家、世界にまで視野を広げて経済現象を理論的に解明しようとする学問で、物の値段や生産量などを数字で把握し分析していくことを目的としています。
"経済学"の研究分野は大きく3つに分かれています。
まず1つ目は消費者と企業とが絡みあう市場のメカニズムに焦点を当てた"ミクロ経済学"、経済成長や、失業、インフレ、為替レートなどといった経済現象に焦点を当てた"マクロ経済学"、資本主義経済を批判する理論を学んでそこから何かを得ようとする"マルクス経済学"の3つをベースとした"理論の分野"です。
マルクスの理論は、ソ連や東欧の崩壊でもう出番はないと思われがちですが、その社会主義理論から資本主義社会で生きる私たちはまだまだ多くのことを学ぶことができると言われています。
2つ目は集団のもつ共通の特徴を調べて分析する、経済学には欠くことのできない"統計学"、経済現象を"統計学"を使って解明したり、経済予測や経済政策を数字で評価するための"計量経済学"の2つをベースとした"実証の分野"です。
3つ目は"日本経済史"や"西洋経済史"、それに経済学に関するさまざまな学説を学ぶ"経済学史"をベースとした"歴史の分野"です。
"経済学"と"経営学"とを比較すると、どちらかというと"経営学"の方がより現実のビジネスに近くて実務的であることから"経済学" が"look"で"経営学"が"act "であると捉える人もいますが、ともに「世の中をお金の流れとして見ることができるために学ぶ」という共通の目的があります。
とはいえ、生きていくうえでより役に立ちそうな"経営学"の方が、一般の人はとっつきやすいようです。
また"MBA経営学修士"の講座では、経済学の視点からも経営学を眺めることができるよう、"マクロ経済学"や"ミクロ経済学"などの基礎的な知識の習得もカリキュラムに組まれています。
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