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日本における歴史

MBAはアメリカでは、メディカルスクールやロースクールなどと同じ"プロフェッショナルスクール"と呼ばれる高等教育機関で行われる教育の1つで、経営にはかなりの専門的知識が必要であるということから1900年代初頭入って専門家たちがその手法の集大成に取り組み始めました。

ところで、1970年代後半から1980年代にかけては日本の多くの企業が海外に盛んに進出して業績を伸ばしていた時代ですが、それとは逆に業績不振に陥っていたアメリカでは"ジャパン"アズナンバーワン"という、経営学者の書いたある著書の言葉が大流行していました。

これは、アメリカを始めとして苦境にあえいでいる国々の経営者に対して「現状を打破するためには、日本を見習え!」というもので、戦後の復興期に形成されて高度成長期に経済発展の原動力ともなった終身雇用制や、年功序列、企業内の労働組合の3つを柱とする日本独自の経営方法を賞賛することによって、アメリカの経営者たちが"個"を最優先させ過ぎることを批判しているのですが、やや日本を買いかぶりすぎているとも言われています。

このように日本的経営法がもてはやされていた時代に、アメリカではMBA取得の第一次ブームが巻き起こっていました。

そして飛ぶ鳥をも落とす勢いの日本の経営者たちもより優れた知識を身につけようとこぞってこのブームに乗ったのですが、当時の日本人のMBAとの関わり方は現代とは違っていて、大手金融機関や総合商社、大手製造会社のエリート達に学ばせる企業留学という形をとるケースがほとんどでした。

けれどもバブル経済が崩壊し始めると状況は一変し、果たしてMBAに大金を投資する価値があるのだろうかという疑問が経営者の間に湧き起こってきて、1990年代に入ると海外に派遣される社員の数も半減されました。

ところが近年になって外資系の企業の参入が増加したり、古くからの日本流の経営形態が変化し始めると、MBAは再び注目を集めるようになり今度は以前とは違って個人が自費で留学するケースが多くなり、この変化を受けて日本の大学にも次々と経営大学院(:ビジネススクール)が設置され、より多くの人たちにMBA取得のチャンスが与えられるようになりました。

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